vol.108
September 15, 2026
料理の力で、富大祭をもっと面白く。
192人が集う「富山大学料理サークル」。
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「富山大学料理サークル」は、月に2回、メンバーでテーマに沿った料理を作る富山大学公認の学生サークルです。学部やキャンパスの垣根を越えて、現在192人の学生が所属しています。富大祭では、ほかの模擬店にはない斬新なメニューを提供し、3年連続で売り上げ1位を記録しています。料理を楽しむだけでなく、料理の力で大学祭や地域に新しいワクワクを生み出す彼らの活動について、初代サークル長の千葉天祐人さんと、現サークル長のコウ・レイウィンさんにお話を伺いました。
学部も経験も関係ない。料理好きが集まる場所。
――富山大学料理サークルでは、どのような活動をしていますか?
コウさん:月に2回ほど集まり、「卵料理」や「アジア料理」など、毎回異なるテーマで料理を作っています。自宅で作った料理を持ち寄ることもあれば、会場で一緒に調理することもあります。男女比はだいたい半々で、ほぼすべての学部・学科から学生が参加しています。活動は五福キャンパスが中心ですが、杉谷や高岡キャンパスから来る学生もいます。
――料理をしたことがない人でも参加できますか?
コウさん:もちろんです!初心者でも作りやすいレシピを3種類ほど用意し、困ったときは先輩がアドバイスします。身近な食材を使い、一人暮らしの学生が自宅でも再現できるメニューを選んでいます。料理経験に関係なく、メンバー同士で教え合いながら楽しめるのが、このサークルの魅力です。
――192人もの学生が集まる理由は、どこにあると思いますか?
千葉さん:「参加したいのに、お金がないから行けない」という後輩をつくりたくない。そんな思いから、年間のサークル費を設けず、活動への参加も自由にしています。その気軽さが、多くの学生に選ばれている理由の一つだと思います。また、SNSを積極的に活用していることも、サークルを知ってもらうきっかけになっています。
「自分たちで面白くすればいい」。料理から始まった富大祭への挑戦。
――料理サークルを立ち上げたきっかけを教えてください。
千葉さん:大学1年生のころ、富大祭は「あまり盛り上がっていない」と言われていました。それなら自分たちの力で盛り上げたいと思い、料理が得意な学生を集め、ほかにはない模擬店を出すためにサークルを立ち上げました。また、料理を通じて知識やアイデアを共有できる仲間をつくりたい、という思いもありました。
――富大祭では、どんな料理を販売したのでしょうか?
千葉さん:1年目はケバブ、2年目はピザ、3年目はタコスを販売しました。一般的な模擬店では見かけない料理を選び、多くの方に興味を持ってもらえたと思います。昨年はタコスを1080食販売し、作っても追いつかないほどの盛況でした。全員で作り続け、1000食を超えた瞬間は大きな達成感がありました。
――初年度のケバブ出店は、富大祭にも変化を与えたそうですね。
千葉さん:当時のルールでは、ケバブのような料理を通常の模擬店で提供できませんでした。そこで大学祭側と話し合い、臨時営業許可を取得して出店しました。売り上げ1位になった後は、同じように許可を取り、特色のある料理を出す団体が増えました。飲食エリア全体が盛り上がり、目指していた「富大祭を変える」という思いを少し実現できたと感じています。
学内から地域へ。料理で広がるつながり。
――大学の外でも、地域と関わる活動をしているそうですね。
コウさん:越中大手市場への出店や、南砺市利賀村の食材を使った巻き寿司コンテストなどに参加してきました。地域の方から声をかけていただいた際は、できるだけ前向きに参加したいと思っています。こうした活動を通して、地域の皆さんにも料理サークルのことを知ってもらい、交流を広げていけたら嬉しいです。
――今後、挑戦してみたいことを教えてください。
コウさん:地域や企業の皆さんと協力し、学生の負担をさらに減らしながら活動を続けられる仕組みをつくりたいです。また、料理サークルを通して、県外から来た学生にも富山の食の魅力を知ってもらいたいと思っています。富山の海産物や食材を味わう企画など、料理をきっかけに富山を好きになる学生が増えたら嬉しいです。
――最後に、富山の中高生へメッセージをお願いします!
千葉さん:大学は自由で、やろうと思えば何でもできます。興味のあるサークルに入ることも、自分で新しいサークルを立ち上げることもできます。大学生活をもっと面白くできるかどうかは、本当に自分次第です。少しでもやってみたいことがあれば、ぜひ一歩踏み出してみてください。料理に興味がある方は、富山大学料理サークルでお待ちしています!
富山大学|料理サークル
富山大学の公認サークル。月2回テーマに沿った料理の持ち寄りや共同調理を行う。学部・キャンパスの垣根を越えて学生が集まり、初心者でも参加しやすいレシピや活動環境を用意。富大祭や地域イベントへの出店にも力を入れ、料理を通じて学生同士や地域とのつながりを広げている。
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