vol.25
March 30, 2023
個性を尊重して進みたい道へ。
ダンサー「NUKKI」。
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最近、テレビやSNSでよく見かける「ダンス」は中学校の必修科目でもありますよね。読者の皆さんの中でも、ダンスを経験したことがある人は多いのではないでしょうか?今回は、富山県でダンスのインストラクターとして活動されているNUKKIさんにインタビューしてきました。何かに熱中している中高生に向けての思いやアドバイスを頂いたので、皆さんも参考にしてみてください!
興味本位で始めたダンス
――まずは、NUKKIさんについて教えてください。
NUKKIさん:富山県でダンスのインストラクターをやっています。僕がやっているヒップホップのクラスは年齢層が幅広く、下は3歳から上は65歳までいます。15歳からダンスを始め、1年たったあたりからアシスタントとしてですが自分のクラスを持ちました。それから現在に至るまで、バックダンサーやインストラクターを続けています。
――ダンスを始めたきっかけはなんですか?
NUKKIさん:僕が15歳の時、深夜の音楽番組で見た洋楽のPVがかっこよくて、興味本位でダンスを始めました。それからはダンスが楽しくて楽しくて、勉強もせずにずっとダンスに熱中する学生時代でした(笑)。
――そんな風に熱中できることがあるのは、とても素敵ですね。
NUKKIさん:ダンスをする前は、サッカーをしたりバレーボールをしてみたり、いろんなものに挑戦してきました。ただ、僕が飽き性ということもあり、どれもハマらなかったんですよ。そんな中、ダンスだけは今までと違う感覚がして。始めてすぐに自分はダンスで食べていくんだと直感で思いましたね。
心から楽しいと思えること
――今までで挫折や失敗はありましたか?
NUKKIさん:特に20代の頃は沢山ありましたね。僕が少し尖っていたっていうのもありますが、バトルで思うような成績を残せなかったり、意見の食い違いで腑に落ちないことがあったり。何度もダンスをやめたいと思うことがありました。
――それでもダンスをやめなかった理由はなんだったんですか?
NUKKIさん:知り合いからダンスのお仕事を受けたり、自分の受け持つクラスがあったり、目の前にあるものをこなしていくうちに気づいたらあっという間に今になっていました。でも、30歳になった今は自分自身が大人になり、心からダンスを楽しく感じるようになりました。
――振り付けを考える時はどのように考えているんですか?
NUKKIさん:基本的には、ダンスの基礎にプラスアルファで自分の色を足していくイメージですね。また、フリースタイルでオリジナル要素も取り入れながら、振り付けを覚える頃には基礎もしっかり身につくように考えています。
個性を大切に、自分の思うままに
――担当しているクラスの子に対する思いをお聞かせください。
NUKKIさん:僕の生徒には、自信を持って自分の進みたい道を尊重してほしいです。中高生の子は特に、皆それぞれの個性が強いなと感じます。僕は、そんな個性を潰さないようにその子なりの考える道を尊重してあげたいです。
――インストラクターとしての活動で、最近あったエピソードはありますか?
NUKKIさん:最近だと、僕のクラスにいた生徒が韓国アイドルとしてデビューしたことですね。デビューしてすぐにYouTubeの再生回数が伸び、注目を集めていて僕もすごく嬉しかったです。ダンスに限らず、クラスの子たちが活躍している姿を見ていると応援したくなっちゃいますね。
――最後に富山の中高生のみなさんへメッセージをお願いします!
NUKKIさん:10代の頃は、意見することだったり、誰かとぶつかることはとても勇気がいることだと思います。ただ、僕はいつでも自分の意見を尊重して活動してきました。嫌なこと、諦めたくなる時もあると思いますが、自分を信じてまっすぐ道を進んでほしいです。
NUKKI
1992年生まれ、富山県富山市出身。15歳でダンスを始め、ジャンル問わず幅広いダンスのインストラクターを務める。有名アーティストのバックダンサーや数多くのダンスバトルの優勝経験もあり、豊富な実績を持つ。
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