vol.19
December 31, 2022
アンティーク着物で、
レトロな街を散策しよう。
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年が明ければもう3学期。友だちと学年最後の思い出づくりをしたい! と考えている人も多いはず。遠くに行きづらい状況が続く中、近場でも楽しめると人気を集めているのが“着物で街歩き”です。今回ご紹介する「おきがえ処 KIPPO」は、射水市・内川エリアにある着物レンタル店。お店を営む川口さんに、お店の利用方法や、散策におすすめのスポットなどを聞いてきました!
街歩きの拠点になる、着物レンタル店。
――まずはお店について教えてください。
川口さん:私たちが運営している「おきがえ処 KIPPO」は、着物のレンタル店として2016年7月にオープンしました。着物のほかにもドレスや、夏限定で浴衣のレンタルも行っています。
――お店のすぐ前に川が流れていて、とてもステキな場所ですね。
川口さん:このあたりは射水市の内川エリアというのですが、私たちは地元の貸衣装屋として20年以上活性化に携わっていました。このノスタルジックな街並みを古い着物で歩けたらいいよねという話もあり、街歩きの拠点になればとの想いでお店をオープンしました。
――着物はどんなものがあるんですか?
川口さん:アンティーク着物はすべて地元の方からいただいたものです。数えたことがないんですが(笑)、100着以上はあると思います。このあたりの地域では嫁入り道具として着物を持たせる文化があって、お家に古い着物がたくさん眠っていたんです。夏限定の浴衣も100着近くご用意しています。
自分好みのアンティーク着物が選べる。
――気になる利用方法や料金を教えてください。
川口さん:着物のレンタルは基本、事前予約をお願いしています。着物一式、着付けを含めて1日3,000円です。着物はもちろん、帯や帯上げ、帯締めなどの小物もたくさんある中から選んでいただけますよ。
――着付けまでお願いできて、価格も比較的リーズナブル。学生でも気軽に利用できそうですね!
川口さん:もともと「着物に気軽に親しんでほしい」「内川に足を運んでほしい」という想いで始めたので、できるだけ利用しやすい価格設定にしているんです。ちなみに男性用の着物もあるので、カップルで来られる方もたくさんいらっしゃいますよ。
――これからしばらく寒さが続きますが、冬の着こなしはどうしたらいいですか?
川口さん:冬は羽織やマフラーなどの防寒小物もレンタルしています。足元は濡れやすいので、なるべく家からブーツを履いてきてください。SNSで探したコーディネートを参考にしながら、ベレー帽を被ったり、下にタートルネックを重ねたりして、冬にしかできない着こなしを楽しむのもおすすめですよ。
橋やカフェをめぐって、地元の魅力を発見。
――着物を着たら、たくさん写真を撮って思い出に残したいですよね。おすすめのフォトスポットを教えてください。
川口さん:内川には全部で12の橋があるのですが、着付けが終わったら、スタッフがお店近くの「中新橋」の前で写真をお撮りします。レトロな橋をバックに撮ると着物が映えるんですよ。赤い屋根がかわいい「東橋」まで行くのもおすすめです。
――着物のまま別のお店に入っても大丈夫ですか?
川口さん:もちろんです。お客様の間では『cafe uchikawa 六角堂』でランチするのが定番コースになっています。そのほか『番屋カフェ』や『川の駅新湊』もおすすめ。お店では芸能人がロケで来た場所などもお伝えしているので、どこに行こうか迷ったら気軽に聞いてくださいね。
――最後に、中高生のみなさんにメッセージをお願いします。
川口さん:店内では手作り雑貨の販売コーナーや、お抹茶体験(500円)もご用意しています。コロナ禍でなかなか県外にも行きづらい中、最近は富山県内からもたくさんの方に来ていただけるようになりました。着物で内川エリアを散策して、地元の魅力を発見していただけたら嬉しいです!
おきがえ処 KIPPO
射水市中央町3-12
0766-84-7996
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