vol.27
April 30, 2023
ミニシアターで出会う、
映画の魅力。
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vol26の記事でご紹介したほとり座を運営する株式会社EVERT副社長の蛯谷さんにほとり座について紹介して頂きました!ほとり座では、小中高生は鑑賞券が500円だったり、市電で行けるアクセスの良さなど読者の皆さんにとっては魅力的な施設です。次の週末は、ほとり座で映画鑑賞してみてはいかがですか?
世界各国の作品に出会えるミニシアター。
――ほとり座について教えてください。
蛯谷さん:映画を楽しめるミニシアターや演劇音楽ライブ、ダンスイベントを楽しめるライブホール、カフェが楽しめるドリンクスタンドのある施設です。2014年に中央通りでオープンしましたが、フォルツァ総曲輪が閉館したことをきっかけに場所を借りて2020年に移転オープンしました。
――他の映画館とほとり座の違いはなんですか?
蛯谷さん:皆さんにお馴染みの大きな映画館では、有名な俳優陣や制作陣、最新の技術と莫大な予算規模で作られた作品をメインに上映されています。一方で、ほとり座のようなミニシアターでは、有名無名に関わらず上映館の個性に合わせてセレクトした多様な作品を上映しており、住み分けされているようなイメージです。
――どのような映画が上映されていますか?
蛯谷さん:アクションから恋愛、ドキュメンタリーまで世界各国の幅広い作品が上映されています。これからの活躍が期待される新人監督の作品を含め、大きな映画館やCMでは宣伝されていない、ミニシアターだからこそ出会える作品がありますよ。
誰かの人生に影響する映画。
――中高生の鑑賞券が500円ですが、なぜこんなに安いんですか?
蛯谷さん:純粋に学生さんでもお金を気にせず来てほしいからですね。学生時代に出会う映画は、思い出深く人生に大きな影響を及ぼすこともあると思っています。そんな出会いをほとり座で経験してもらえると嬉しいですね。
――普段の利用者はどんな人が多いですか?
蛯谷さん:年代問わず1人で来館される方もいれば、カップルや夫婦、同じ趣味の仲間たちと来館される方もいますね。特別映画好きな人ばかりではなく、フラっと立ち寄って気になる映画を見ていくという方も結構多いですよ。
――ほとり座で上映される映画はどのように選ばれているんですか?
蛯谷さん:映画が大好きなスタッフたちで、毎月ほとり座で上映される作品を厳選しています。日々映画の情報をリサーチして、監督さんと直接やりとりをして上映までに至ります。ジャンル問わず、様々な分野のお客さんに見てもらえるような作品を選定しています。
今までとは違う新しい映画の価値観。
――いろんな作品が上映されていて、選ぶのに時間がかかりそうですね。
蛯谷さん:事前に上映作品をチェックし、来館されるのがおすすめです。ほとり座の公式webサイトやInstagram、Twitterで随時最新の上映作品を更新しています。毎月上映作品が変わり、約20本ほどの幅広いラインナップがあるため、あなたの気になる作品がきっと見つかると思いますよ。
――どのような思いでほとり座を運営されていますか?
蛯谷さん:Netflixのような動画サブスクが普及し、家でも映画を楽しめる時代である今、映画館に行く機会が減っているように感じます。映画館の魅力は、充実した映像・音響環境、集中してどっぷり作品に入り込めることだと思います。同じ作品でも、作り手が伝えたい表現がよりしっかり体感できます。そのため、気になる作品こそ映画館で見ることをおすすめしたいですね。特にミニシアターはサブスクにない作品もたくさんあります。
――最後にほとり座ならではの映画の楽しみ方を教えて下さい!
蛯谷さん:世界中で膨大な数の作品たちが日々誕生しています。しかし、私たちが出会う映画はその中のほんのわずかだと思います。いつもの映画と一味違う、ミニシアターでしか出会えない個性的な作品があなたを勇気づけ、知りたい世界の扉を開くきっかけになるかもしれません。そんな出会いをぜひ楽しんでくださいね。
ほとり座
〒930-0083
富山市総曲輪3-3-16 ウィズビル4F
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