vol.04

May 17, 2022

初めての一着はここで。
古着屋「jane's vintage」。

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今回ご紹介する「jane's vintage(ジェーンズ・ヴィンテージ)」は、10代〜20代の女性に人気の古着屋さん。店内にはカラフルでかわいい古着がたくさん並んでいます。オーナーの竹内しおりさんは現在29歳。中学時代からバイヤーを夢見て、高校時代には海外留学も経験したそう。今回はお店のこと、竹内さん自身のことについて聞いてきました。

初めてでも着やすい古着が揃う。

――かわいい古着がたくさんありますね。ここはどんなお店なんですか?

竹内さん:「あなたにとって初めての古着屋でありたい」をコンセプトに、古着初心者の方でも着やすい古着を扱っているお店です。お客様も10代〜20代の若い方がほとんどで、みなさんInstagramを見て来店されますね。

――古着は学生でも手が届きそうな価格ですね。

竹内さん:例えばスウェットは3,000円代からあります。でも、着やすいのは価格だけじゃないんです。素材に合わせて手洗い等のメンテナンスをしてから販売しているので、古着独特のニオイもあまり気にならずに着てもらえると思います。

――仕入れから販売まで、竹内さん一人でされているんですか?

竹内さん:はい。コロナ前になりますが、アメリカに行って倉庫などで一点一点買い付けてきたものが中心です。その服が作られた年代なども見て、なるべくヴィンテージものを仕入れるようにしています。あとは先ほども言ったように、洗濯や手入れも自分で行っています。古着って、仕入れてすぐ店に出せるわけじゃないから大変です(笑)。

 

バイヤーは中高生時代からの夢だった。

――竹内さんがjane’s vintageをオープンしたのはいつですか?

竹内さん:お店をオープンする前に、古着のネット販売をしていたんです。でもネットだと、古着のサイズや質感が伝わりづらくて。そこで実際に見てもらえるお店を出そうと思って、2年後の2018年、魚津市にお店をオープンしました。

――服を買い付けるバイヤーになるのは、昔からの夢だったんですか?

竹内さん:はい。バイヤーになりたいと思ったのは14歳のときでした。当時アメリカにしか売ってないブランドもあったので、英語を学ぼうと思って16歳でアメリカに留学。17歳のときには友人とアメリカに行って、「アバクロ」「ホリスター」というブランドのバイヤーを経験しました。

――中高生時代から夢に向かって一直線だったんですね。

竹内さん:実はそうでもないんです(笑)。高校を卒業して、専門学校に進学したあとは、両親の勧めもあり一度就職しました。いわゆる会社から給料をもらうサラリーです。でもサラリーの経験がなかったら、社会人としてのマナーもわからなかったと思うので、今となっては良かったかなと思っています。

お店の移転と、新たなジャンルへの挑戦。

――魚津で3年半営業されていたjane’s vintageを、今年移転されるそうですね。

竹内さん:はい。魚津のお店を2022年4月末で閉めて、現在は移転準備に入っています。移転オープンは今年の2022年7月頃を予定していますが、また詳しい日と場所が決まったらお知らせするので、ぜひInstagramをチェックしてください。

 

――移転するのはなにか理由があるんですか?

竹内さん:実は友人が氷見で無農薬野菜を育てていて。私もやりたい!と思って、これまでも週1回ほど畑をしに通っていたんです。でも家から畑まで、車で片道2時間ほどかかっていて…。少しでも近くに行ったほうが長く続けられると思って、氷見に移転することを決めました。

――畑仕事をされているのは意外です。大変そうだけど楽しみですね!

竹内さん:しばらくは古着と農業を両立していきたいです。私自身、会社で働くサラリー時代を経て、今は自分のやりたいことができています。読者のみなさんにも、やりたいことを諦めない大切さを伝えたいです。氷見のお店がオープンしたらぜひ遊びに来てくださいね!

Shiori Takeuchi 竹内しおり

竹内しおり Shiori Takeuchi

1993年生まれ、富山県朝日町出身。古着屋「jane’s vintage」オーナー。アメリカ留学を経て、17歳からバイヤーとして活動。23歳から古着のネット販売をスタートし、25歳で魚津市に実店舗をオープン。農業との両立のため、氷見市に移転予定。

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