vol.14

October 15, 2022

富山の映画監督に聞く、
「映像制作」の仕事のこと。

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YoutubeやTikTokなどの動画コンテンツが身近になっている今、「自分でも動画編集をしてみたい」「将来は映像制作の仕事がしたい」という人も多いのではないでしょうか? 今回は、高岡市で映像制作を手がける「大仏兄弟株式会社」の代表・金森正晃さんにインタビュー。映像制作に興味のある中高生に、具体的なアドバイスやメッセージもいただいてきました!

「音」から「映像」の業界へ。

――映像の仕事を始めるまでの経緯を教えてください。

金森監督:もともとは音楽やラジオが好きで、音に関わる仕事ができたらいいなと思っていました。大学時代に東京のラジオ放送局でインターンをすることになって、そのまま卒業後も働いてたんですけど、ギャラが安くて続けられず、地元に戻ってくることになりました。

――もともと映像がやりたかったわけではなかったんですね。

金森監督:そうなんです。その後は音響スタジオに入社して、テレビ番組に音を付けるような仕事をしていました。そこでテレビ局の知り合いが増えて、映像の仕事もおもしろそうだなと思うようになったんです。地元のテレビ局で面接を受けてみたら、4月から来てくださいということになって、中途入社することになりました。

――テレビ局ではどんな仕事をされていたんですか?

金森監督:スポーツ中継や情報番組を担当していました。10年くらいの間にカメラマンもディレクターも経験して、営業以外のことは一通りやりましたね。そこからもっといろんなことにチャレンジしてみたくなって、2013年に会社を辞めて独立しました。

大切なのはトライアンドエラーの精神。

――独立してからは、映画を中心に映像制作を手がけられていますよね。映画もどこかで勉強されたんですか?

金森監督:高岡の映画監督のところで勉強させてもらったり、富山を舞台に撮っている映画の現場を見学させてもらったりしました。でも、いろんな現場に行ってみてわかったのは、映画の撮り方なんて決まってないということ。自分のやり方でいいんだと気付いたんです。

――なるほど。それは映画だけじゃなくて、他の映像も同じですか?

金森監督:そうですね。僕の会社では、テレビ番組やCM制作、SHOWROOMのライブ配信、YouTubeのチャンネル運営などもやっていますが、基本的には自分のやり方でいいと思います。ただ、やはりYoutubeはスピード感やトレンドが大事ですね。撮ったものをすぐアップしないと古くなったり、他の人にアップされてしまうというのはあると思います。

――いろんな映像を手がける上で、金森監督が大切にされていることはありますか?

金森監督:僕は映像をやっているイメージが強いと思うんですけど、実はそれにすらこだわってなくて。どちらかというと「エンターテイメント」に軸を置いていて、その一つの手段として映像があるという感じです。そのなかでチャンスや可能性を感じられるところにとりあえず挑戦してみて、ダメだったら戻ってくる。トライアンドエラーの精神は大切にしています。

自分の興味のあることから始めてみる。

――映画制作の仕事に就くにはいろんな道があると思いますが、中高生に進路のアドバイスはありますか?

金森監督:いきなりフリーランスや独学で映像をやる人もいますが、趣味ではなく仕事としてやるからには、やっぱり会社員の時期は必要だなと僕は感じています。

――自分のやり方でできる仕事だけど、社会人としての心構えは必要ということですね。

金森監督:そうですね。10年とまでは言わないけど、5、6年会社に勤めて、社会の厳しさを味わったり、ある程度の社会的常識は身につけておいたほうがいいんじゃないかなと思います。

――最後に、将来映像の仕事がしたいという中高生にメッセージをお願いします。

金森監督:ただ「映像がやりたい」だけだと、仕事にするのは難しいと思います。自分の趣味や興味のあることをくっつけて、それを強みにしていくことが大事です。今のうちから映像に関係ないことにも興味を持ってチャレンジしていけば、可能性はどんどん広がっていくと思います。まずは自分の興味のあることを突き詰めてみてください!

Kanamori Masaaki 金森 正晃

金森 正晃 Kanamori Masaaki

1980年生まれ、富山県高岡市出身。お笑い芸人キングコング西野亮廣を主演に抜擢し、高岡市を舞台に伝統産業・鋳物をテーマに製作された「デンサン」の原作監督を務め注目を集める。以降、北陸を舞台にした映画のメガホンをとりながら、主題歌やエンディングの作詞作曲も担当するなど、マルチクリエイターとして活動の場を広げている。2023年春には全国公開の映画も控えている。

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