vol.23
February 28, 2023
富山から世界へ。
モデル「Keigo Okazaki」の挑戦。
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いよいよ卒業シーズンを目前にして、春からの進路への期待と不安を背負っている学生さんも多いのではないでしょうか?今回ご紹介するのは、高校卒業後に上京し、世界的ファッションブランドのランウェイでモデルデビューを果たし、日本を始めパリや韓国など世界各国で活躍中のKeigo Okazakiさん。彼の学生時代のエピソードやデビューのきっかけ、今後の目標などを深ぼって聞いてみました。
仕事をやめて、パリでモデルデビュー。
――モデルデビューのきっかけを教えて下さい。
Keigoさん:元々は、工業高校から印刷会社へ就職するために上京しました。上京して1年が経とうとしていた頃、知り合いのバーでたまたまモデルを探している人がいて、スカウトされたのがきっかけですね。副業がNGな会社だったので、即日仕事をやめてパリに行きました。
――スカウトされて仕事をやめるまでのスピード感がすごいですね。仕事をやめることに抵抗はなかったんですか?
Keigoさん:僕自身、19歳でまだ若かったので不安は全くありませんでした。ショーが終わったら次の就職先を探そう〜と、軽い気持ちで仕事をやめましたね(笑)。また、純粋に海外に行きたかったっていうのが1番かもしれないです。
――初めてのショーでランウェイを歩いた感想は?
Keigoさん:正直、全然緊張しなかったです!そんなことよりも、周りの出演モデルさんや有名な海外セレブがたくさんいたので、むしろそっちに気を取られましたね。そうしているうちに、気づいたら自分の番が終わっていました。
今と変わらず好奇心旺盛な学生時代。
――Keigoさんの学生時代について教えてください。
Keigoさん:中学生からずっとバスケをしていて、それ以外興味なかったくらいです(笑)。バスケを引退したくらいから音楽にハマりはじめたり、新しいものに手を出すことが好きでした。
――学生時代と現在を比べて、内面的に変わったことはありますか?
Keigoさん:学生の頃はまだ知らないことが多くて、何でも恐れずにチャレンジしたいと考えていました。今は、仕事を通して失敗や新しいことに挑戦することの難しさなどの経験から、いろんなことを知って少し慎重になったことが大きな変化ですかね。といっても、自分が持ってる情報量が多くなっただけで、好奇心旺盛という点では変わっていないかもしれないです。
――高校卒業後、なぜ上京されたんですか?
Keigoさん:元々、小学生の頃に滋賀県から富山県に転校してきた経験もあったので、外の世界に出るということに抵抗はありませんでした。その経験から、視野を広げるためにも早く東京に行きたいという気持ちがありましたね。
現状に満足せず、常に新しい環境へ。
――今、お仕事をする上で大事にしていることはありますか?
Keigoさん:自分のブランディングという意味でも、自分自身が興味のある仕事を選ぶようにしています。また、自分が好きなものがファンの好きなものになるので、仕事を通して自分の好きなものを広めて興味を持ってもらいたいです。
――今後の目標を教えてください!
Keigoさん:飽き性なので、ずっと同じ環境ではなく、もっと上を目指してステップアップしたいと考えています。そのためには海外進出が必要だと思い、今は韓国や中国などアジアの仕事を中心にしています。モデルという枠にとらわれずに、自分と同じものが好きな人に尊敬されるような大人になりたいです。
――最後に富山の中高生のみなさんへメッセージをお願いします!
Keigoさん:視野を広げるためにも、挑戦することを恐れずに1人で外に出るという経験をしてほしいです。学生の頃は、グループ意識が強く、断ることやグループから外れることに抵抗が自分にもありました。ただ、集まったところにいるとセンスや実力は育たないと思います。正直に言い合える友達を大切に、1人で外の世界に出る感覚を身に着けてほしいです。
Keigo Okazaki
1998年生まれ、滋賀県出身。小学生の頃富山県に移住し、小中高を富山県で過ごす。高校卒業後、上京してすぐに世界的ファッションブランド「VETEMENTS」のモデルにスカウトされてパリでコレクションデビュー。現在は、国内外でモデルのみならず音楽クリエイターとしても幅広く活躍中。
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