富山の若者が大注目。
ファッションショー「AKiD」の裏側。

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みなさんは、9月にSOGAWA BASEにて開催されたファッションショー「AKiD」をご存知ですか？2023年8月の記事ではショーのコンセプトや見どころを紹介しましたが、今回は開催後の感想や当日の舞台裏についてKEIZO VINTAGE店長の池田さんにインタビュー。約150人が来場し、大盛況で幕を閉じたショーの当日、どのようなストーリーがあったのでしょうか。ぜひお見逃しなく！

富山のファッションシーンを盛り上げる。

――ファッションショー「AKiD」について教えてください。

池田さん：ショーのテーマは「新たなファッション観の提示」。古着をメインに流行を抑えた斬新で非日常的なスタイリングが特徴です。モデルは中学生から60代まで幅広く起用し、実際にモデルとして活動しているプロはもちろん、普段店舗に通うお客さんもランウェイを歩きました。また、ファッションショーには富山県出身や富山在住のクリエイターやモデルなど、富山にゆかりのあるメンバー40人をキャスティングしています。

――ショーにはどのような人々が来場しましたか？

池田さん：当初のターゲットである10から20代の若い世代の方々に多く来ていただけました。店舗のお客さんからモデルやクリエイターの友だちも多く駆けつけ、約150人が来場しました。来場された方々は、ファッション好きの個性豊かな人々が多かった印象です。

――来場者からの声や反響はどうでしたか？

池田さん：来場者からは非日常的な雰囲気やショーを体験できたことについて、とても良い刺激を受けたとの声が多く寄せられました。実際に出演したモデルや関係者も同様の感想を持っており、ショー全体が成功だったことがうかがえます。また、多くの来場者がInstagramなどのSNSでたくさんの動画や写真をシェアしてくれました。

華やかな舞台の裏側。

――ショー当日はどのような役割を担当されていましたか？

池田さん：私はモデルのスタイリングから会場まで全体のディレクションを担当しました。定めたスケジュールが遂行できているか進行と連携管理を行い、それぞれの現場のチーフが細かい管理に従事しました。前日の設営も行っており、非常に多忙な日々でした。

――ショー当日、ハプニングなどはありましたか？

池田さん：9月中旬で暑い日でしたが、会場には空調がなく、窓も開けられない状況でした。急遽、扇風機を何十台も借りて、一気に喚起してなんとかしのいだり…。また、カメラマンが富山の方でなかったため、前日に設営しながらロケハンを行い、バタバタでしたね（笑）。運営チームの中には、当日初対面の方も多かったのですが、なんとかショーをうまく作りあげられたかなと思います。

――舞台デザインについてこだわったところを教えてください。

池田さん：ショーの舞台デザインは、限られた予算の中で工夫を凝らしました。あえてステージっぽくない舞台にし、無機質な空間だからこそすぐそばで楽しめる舞台にしたり。モデルもお客さんも同じ目線にして、リアルなルックを感じてもらえるようにしたり。より躍動感や臨場感を出すためにこだわりました。

さらなるコミュニティの構築へ。

――無事ショーを終えた感想を教えてください。

池田さん：多くの参加者から「日常の刺激になった」という声が寄せられました。当初の目的である新しいことに挑戦する点において、「誰かのきっかけ」を作れた実感が生まれたことに、非常に達成感がありました。非日常的な雰囲気がショーから伝わり、それが参加者にとって特別な経験となったようで、当初の目的とリンクしている部分があるなと感じました。

――今後の展望について教えてください。

池田さん：1回きりのイベントではなく、新しいメンバーをアサインしながら、富山のファッションシーンを盛り上げていきたいと考えています。AKiDでは、演者と来場者のコミュニケーションの場が限られていたことが心残りでした。次回のイベントでは、このコミュニティ構築をメインに、より多くの人々が参加し、交流できる場を提供したいです。

――次回予定しているイベントはありますか？

池田さん：次回のイベントは、12/9（土）にIO PORTさんでポップアップストアを開催予定です。アパレル商品をメインに、ラグマットやネイルチップ、アート作品などが並びます。さらに、フードやドリンク、DJも呼び、パーティのように気軽に楽しめるように計画しています。楽しいイベントになること間違いないので、AKiDに来られた方もそうじゃない方もぜひお越しください！

日時：2023/12/9(sat) 12:00-21:00

場所：富山県黒部市三日市3276

お問い合わせ：InstagramのDMにて受け付けております。